苦しみとはつまり、抵抗である。
目の前の人生で起きること、
その事象が、「これはこうあるべきだ」というあなたの理想と異なる時、
そこに抵抗が生まれる。
「これはこうあるべきなのに、そうなっていない」
「これはこうなってほしいのに、そうならない」
これが抵抗であり、抵抗とは苦しみである。
それは流れの妨げだ。
それは葛藤である。
あなたには何らかの理想がある。
あなたはさまざまなことに対して、
自分の思い通りになってほしい。
その理想が苦しみの原因であると言ってもいい。
求めることはつまり、自分の思い描く理想に近づくための行為だ。
だから、理想、抵抗、葛藤、苦しみ、求めること、
これらは決して切り離せない関係にある。
そして理想の裏には
「私は完全ではない」という観念があり、
「私は完全を求める」という観念があるのだ。
だが、残念なのは、人は完全を知らない、
人は完全を知ることは出来ない、ということだ。
つまり、人の考えつく完全とは常に不完全であり、
それは単なる観念に過ぎない、ということなのである。
(“それ”は在る /ヘルメス・J・シャンブ )
少し引用が長くなってしまいました(^^;
今どんな状況にあっても、その状況がずっと同じであり続けることはなく、必ず変わっていきます。
すべてのことは波のように、自然に起き、自然に解けていきます。
今現実に起きていることが嫌いで、現実を変えようと闘っているなら、少しその力を緩めてみませんか?
きっと楽になれますよ☆
良い週末をお過ごし下さい♪
最終更新日 : 2020-05-22