「思考」と「気づき」
まずはお知らせから。
先日ご案内しました通り、現在対面セッションをお休みして遠隔セッションのみを行わせて頂いています。
状況が変わらず緊急事態宣言が解除されない場合は、5月7日以降も引き続き遠隔セッションでのご対応とさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。
対面セッションをご予約されている方には個別にご連絡させて頂きましたが、ご返信がまだの方はお早目にご希望をお知らせ下さい。
お手数ですがよろしくお願いいたします m(_ _)m
さて本題です。
私がセッションで多用する言葉の中には、一般的な意味とは少し違った意味合いで使われている言葉があり、そういったスピリチュアル用語にあまり馴染みのない方もいらっしゃるようですので、今回改めてご説明させて頂こうと思います。
まずは私が頻繁に使う「思考」という言葉です。
セッションで使う時にはただの「考え」という意味ではなく、「頭の中の不毛なノンストップおしゃべり」というような意味で使っています。
常々「思考に無意識に巻き込まれないようにしましょう」とお伝えしているわけですが、すべての思考が不要ということではなく必要な思考もあります。
必要な思考とは、行動のために必要な機能としての思考です。
仕事をする時、計算をする時、旅行などの計画を立てる時、車の運転をする時…様々な場面で思考はやはり必要です。
スピリチュアルであろうとするあまり思考を悪とみなして「今後一切思考は排除しよう!」などと思ってもそういうわけにはいかないのです。
何が機能的な思考で、何が不要な思考かの見分けがつきにくい場合は、今現在目の前で起きている行動に必要なもの、感情的に中立なものは機能的な思考、それ以外はすべて不要な思考であると考えればいいのではないかと思います。
思考観察の対象になるのはもちろん不要な思考、不毛な頭の中のおしゃべりの方です。
大体は恐れや不安などの感情が絡んでいるもの、過去や将来に関するものであり、そういう思考にハマり込むことで次々と悩みが作り出されます。
悩みに発展するような要らぬ思考をしっかり見張り、気づいたら手放していく…それが思考観察の目的です。
もう一つは「気づき」です。
スピリチュアルな文脈では単に何かに気づくという意味ではなく、今まで無意識であった自分の感情や思考などに気づくことを「気づき」と言っています。
例えば、私は定期的なセッションの始めには大体「先月から何か変化や気づきがありましたか?」という質問をするのですが、その時にお聞きしたいのは「隣の家の人が引っ越しました」といった外側の出来事ではなく、「私はこういうタイプの人が苦手なのだと気づきました」といった自分の心の中のことです。
近所づきあいのことや職場での出来事など、セッションで現実的なお話をされることには全く問題はありません。
ただ、重要なのは外側の出来事自体ではなく、その出来事によって自分がどう感じたか、それによって何か「気づき」があったかなのです。
自分の中で起きていることに気づけるように意識的でいることを「自分の内側に意識を向ける」などと表現しています。
自分の内側にフォーカスできていないと、自分のどこが癒されていないのか、自分はどんな恐れを持っているのかといったことが分からないままになってしまい、成長のプロセスが進みません。
スピリチュアルなことに関心を持ち、意識の進化を目指しているのであれば、外側の現実的な出来事はぜひ自分自身の進化のための教材として使って頂ければと思います♪
ちなみに、便宜上「外側の出来事」という表現をしていますが、実際はすべてが自分の意識の中で起きていることです。
なので本当は内側も外側もなく、自分に関係のないことなど何一つありません。
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5月末までの限定メニューのご案内はこちらです。
http://emergentblog.blog86.fc2.com/blog-entry-547.html
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お手数ですがよろしくお願いいたします m(_ _)m
さて本題です。
私がセッションで多用する言葉の中には、一般的な意味とは少し違った意味合いで使われている言葉があり、そういったスピリチュアル用語にあまり馴染みのない方もいらっしゃるようですので、今回改めてご説明させて頂こうと思います。
まずは私が頻繁に使う「思考」という言葉です。
セッションで使う時にはただの「考え」という意味ではなく、「頭の中の不毛なノンストップおしゃべり」というような意味で使っています。
常々「思考に無意識に巻き込まれないようにしましょう」とお伝えしているわけですが、すべての思考が不要ということではなく必要な思考もあります。
必要な思考とは、行動のために必要な機能としての思考です。
仕事をする時、計算をする時、旅行などの計画を立てる時、車の運転をする時…様々な場面で思考はやはり必要です。
スピリチュアルであろうとするあまり思考を悪とみなして「今後一切思考は排除しよう!」などと思ってもそういうわけにはいかないのです。
何が機能的な思考で、何が不要な思考かの見分けがつきにくい場合は、今現在目の前で起きている行動に必要なもの、感情的に中立なものは機能的な思考、それ以外はすべて不要な思考であると考えればいいのではないかと思います。
思考観察の対象になるのはもちろん不要な思考、不毛な頭の中のおしゃべりの方です。
大体は恐れや不安などの感情が絡んでいるもの、過去や将来に関するものであり、そういう思考にハマり込むことで次々と悩みが作り出されます。
悩みに発展するような要らぬ思考をしっかり見張り、気づいたら手放していく…それが思考観察の目的です。
もう一つは「気づき」です。
スピリチュアルな文脈では単に何かに気づくという意味ではなく、今まで無意識であった自分の感情や思考などに気づくことを「気づき」と言っています。
例えば、私は定期的なセッションの始めには大体「先月から何か変化や気づきがありましたか?」という質問をするのですが、その時にお聞きしたいのは「隣の家の人が引っ越しました」といった外側の出来事ではなく、「私はこういうタイプの人が苦手なのだと気づきました」といった自分の心の中のことです。
近所づきあいのことや職場での出来事など、セッションで現実的なお話をされることには全く問題はありません。
ただ、重要なのは外側の出来事自体ではなく、その出来事によって自分がどう感じたか、それによって何か「気づき」があったかなのです。
自分の中で起きていることに気づけるように意識的でいることを「自分の内側に意識を向ける」などと表現しています。
自分の内側にフォーカスできていないと、自分のどこが癒されていないのか、自分はどんな恐れを持っているのかといったことが分からないままになってしまい、成長のプロセスが進みません。
スピリチュアルなことに関心を持ち、意識の進化を目指しているのであれば、外側の現実的な出来事はぜひ自分自身の進化のための教材として使って頂ければと思います♪
ちなみに、便宜上「外側の出来事」という表現をしていますが、実際はすべてが自分の意識の中で起きていることです。
なので本当は内側も外側もなく、自分に関係のないことなど何一つありません。
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