思考自体に問題があるわけではない。
湧き上がる思考に巻き込まれること。
つまり、その思考に捕らわれること。
その思考を自分だと勘違いして、思考そのものを追いかけ続け、考え続けること。
いつまでも、自分がこう考えている、と認識していること。
すなわち、思考との誤った自己同一化をしていること。
それが唯一の妨げなのである。
思考に捕らわれればまた、物語にも捕らわれる。
それは<私>が人生と呼んでいる物語だ。
思考に捕らわれなければ、物語にも捕らわれない。
なぜなら、物語とは思考であり、
思考がないところにいかなる物語も存在しないからだ。
もちろん、目の前には世界の景色が広がっているだろう。
だがそれがなんだというのか。
どんな意味づけもされていないただ<在る>景色、そこには一切の問題がない。
むしろ、そこには美が溢れている。
美そのものが。
だからまず、思考との誤った自己同一化を見破りなさい。
(“それ”は在る /ヘルメス・J・シャンブ )
またしても大好きなこの本からの引用で、今回は思考との同一化とその結果ストーリーに巻き込まれることについての部分です。
無意識にならずにしっかりと思考との同一化に気づき、そこから外れることを習慣化していきたいですね。
…ということを踏まえて、明日新たな限定メニューのご案内をさせて頂きます☆
最終更新日 : 2020-08-31