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Top Page › Quotes › 他人の目を気にする愚かしさ
2021-09-17 (Fri) 18:00

他人の目を気にする愚かしさ

賞賛と非難に一喜一憂し、人の目を気にしながら生きる世間の姿には驚くばかりだ。

どうすれば褒められるか、どうすれば非難を浴びずにすむか。

そんなことばかりに注力して、日々ストレスを抱えてしまうのは、取引の世界に埋没してしまっているからだ。

社会的な人格こそが「自分」だと、強く思い込んでしまったからだ。

でもそんな自分はあくまで「自己イメージ」であって、本当の姿じゃない。

自分に向けられた反応・評価を人生の指針にしてしまうと、途端に「認めてもらえない部分を抱えた自分」と「承認欲求」が現れて、自分を矯正するようになっていく。

ありのままの自分を否定して、「周囲の期待に応える自分」を装ってしまうんだ。

(中略)

つまり、人は理想という、「自分ではないもの」になろうとすることによって、自ら苦悩の中に身を投じているってことさ。

そんな「着飾った自分」にこだわらなければ、人にどう思われようが関係ない。

皆から羨望のまなざしを向けられている誰かを思い出してごらん。

そういう人は大抵、周りの声に縛られることなく、本来の自分をありのままにさらけ出し、素直に、そして自由に生きている。

ありのままに生きているからこそ、キラキラ輝いているんだ。

それにね、仮に君が他人の目を気にしながら「周囲の期待に応える自分」を生きたとしても、それでも「あーだこーだ」と批評してくる輩はいるものだよ。

君が装っていようと、ありのままでいようと、他者は「君」を見ているんじゃない。

その人の目を通した「解釈に浮かぶ君」を見て、あれこれ言ってるだけなのさ。


(「ラブ、安堵、ピース 東洋哲学の原点 超訳『老子道徳経』」/黒澤一樹)

最終更新日 : 2021-09-17