外側には自分を幸せにできるものはないから、探すのは自分の内側です。
でも私たちはいつも内側で自分を批判したり、自分にダメ出しをしたりして、常に自己肯定感が下がるようなことをしています。
先日のブログにも書いたことですが、私は若い頃自分に自信がありませんでした。
怖がりで人見知りで、自信がないのでできれば目立ちたくないと思っていて、そんな自分をあまり好きではありませんでした。
でもある日、瞑想中に見た映像がきっかけで、それがすべて自分が信じ込んでいた単なる思い込みであったことに気づいたのです。
それは自分が高校の行事でMCとして上手にイベントを進行している…というか場をまわしまくっている映像でした。
そんな出来事があったことなど完全に忘れていたのですが、急にその映像が浮かんできたのです。
そんなことをいとも軽々と楽しそうにやっている昔の自分の映像を見て、私はかなり驚きました。
私ってそんなことができた人だったんだっけ…と。
それから別の映像もどんどん浮かんできました。
常に学級委員だった自分…舞台で合唱部のピアノ伴奏をしている自分…何かの会の司会をしている自分…チアリーダーをしている自分…バンドのライブに出ている自分…
おまけに、 なぜか皆の前で友達とコントをやっている自分の映像まで…(最後に大スベリした場面も含むw)
すっかり忘れていたけれど、以前の私は自信があって、とても社交的で、何より人前に出たがるタイプでした。
目立たないようにするどころか、目立つ役割をわざわざ自分から求めていくような人間だったのです(笑)
そんな私がなぜ自信がない自分というイメージを強く持つようになってしまったかというと、ある傷ついた体験があったからでした。
その体験も記憶の奥の奥の方にしまわれていたのですが、それも同時に思い出しました。
そのちょっとした体験でどんどん自信を失い、「自信のない自分=ダメ」というセルフイメージが強く深く刻まれていったのです。
でも過去の映像を見たことで、自分が生まれながらにそういう人間ではなかったことを思い出し、エゴが作り上げたセルフイメージを真実であると信じ込んでいただけだったというカラクリに気づくことができました。
そういう気づきに繋がる映像をハイヤーセルフが次々に見せてくれたのだと思います。
思い込みのセルフイメージはもちろんこれだけではなく、その後もたくさんのものを見つけては外していきました。
これからもまだ見つかるものはあるでしょう。
エゴが作ったセルフイメージは本当の自分になることの妨げになります。
でもそれらのイメージがまったく真実ではないことに自分で気づくことができれば、それらは外れていきます。
自分を好きになりたいという願いをしっかり持って瞑想や内観などを続けていくと、ハイヤーセルフから必ずヒントやサポートがもらえます。
今あなたが自分のことが好きではないなら、それは本当に自分の本質なのか少し考えてみて下さい。
それは過去の経験から信じ込んでしまったセルフイメージではないですか?
誰かの言葉によって傷ついた自分が、本当の自分を歪めてしまっていませんか?
エゴが作り上げたものは山ほどたくさんあります!
嫌いなセルフイメージを見つけるたびにそれは真実なのかと問い続けていくと、それがエゴの作った思い込みだと気づけるようになります。
中にはかなり根深い思い込みもあり、そういうものほど思い込みだと気づけるまでに時間がかかりますが、自分を好きになれるまで諦めずに自分の内側を探して、間違ったセルフイメージをどんどん外していって下さい。
そうやっていろいろなものが外れていくと、生きることがどんどん楽になり、もっともっと自分を好きになっていきます☆